2 人材育成コース

1 概要

 有期契約労働者等に①一般職業訓練(Off-JT、育児休業中訓練を含む)、②有期実習型訓練(「ジョブカード」を活用したOff-JTとOJTを組み合わせた3~6ヵ月の職業訓練)、③中長期的キャリア形成訓練(Off-JT)の訓練を行った場合に助成をします。

ここでいうOff-JTとは、生産ラインまたは就労の場における通常の生産活動と区別して業務の遂行の過程外で行われる(事業内または事業外の)職業訓練のことです。

 これに対して、OJTとは、適格な指導者の指導の下、事業主が行う業務遂行の過程内における実務を通じた実践的な技能およびこれに関する知識習得に係る職業訓練のことです。

 

2 助成金額

(1)OFF-JTの支給額

①訓練を受けている労働者の賃金助成として、1人1時間当たり800円(500円)が支給されます。

②経費の助成として、OFF-JTの訓練時間数に応じた下記の額が支給されます(事業主が負担した実費が上限額を下回る場合は実費を限度とします)。

【一般職業訓練、有期実習型訓練、育児休業中訓練の場合

・訓練時間数が、100時間未満→10万円(7万円)

・訓練時間数が、100時間以上200時間未満→20万円(15万円)

・訓練時間数が、200時間以上→30万円(20万円)

【中長期的キャリア形成訓練の場合、「有期実習型訓練」修了後、対象者を正規雇用労働者等に転換した場合】

・訓練時間数が、100時間未満→15万円(10万円)

・訓練時間数が、100時間以上200時間未満→30万円(20万円)

・訓練時間数が、200時間以上→50万円(30万円)

※育児休業中訓練は経費助成のみです。

 

(2)OJTの支給額

 実施助成として、1人1時間当たり800円(700円)が支給されます。

 

3 職業訓練の種類

①一般職業訓練(育児休業中訓練を含む)

・1コース当たり1年以内の実施期間であること

・1コース当たり20時間(育児休業中訓練の場合は10時間)以上の訓練時間数であること

・通信制の職業訓練(スクーリングがあるものを除く)でないこと

等に該当する職業訓練であること 

②有期実習型訓練

 上記①一般職業訓練に規定するOff-JTとOJTを組み合わせて実施する職業訓練で、正社員の経験が少ない非正規雇用の労働者を対象に、正規雇用労働者等への転換を目指すもので、管轄労働局長が訓練基準に適合する旨の確認を行った職業訓練であること

③中長期的キャリア形成訓練

 Off-JTであって、中長期的なキャリア形成に資する専門的かつ実践的な教育訓練として厚生労働大臣が指定する専門実践教育訓練であること(たとえば、看護師、理学療法士、歯科衛生士、柔道整復師、美容師、電気工事士などの資格取得を訓練目標とする養成施設の課程)